創生塾体験記(中川③)~渋谷健という人~

僕(中川)が体験してきた創生塾について語る上で欠かせないのが、ファシリテーターとして事業脚本家として大活躍中の渋谷健という人です。僕のような凡人からしたら、いろいろできすぎる変態(誉め言葉)といったところです。ファシリテーターとしてだけでなく、多様で膨大な仕事をこなしてしまう一児の父です。子どもと奥さんを幸せにするために生きているそうです。たぶんですけど、そのために社会を変えようとしています。

渋谷健先生 Fuの木寺さん撮影

そんな渋谷さんの講座について、僕の視点からお伝えしていこうと思います。過去の体験記の中にも登場しています。僕がファシリテーション講座を受けるきっかけや、その前後の変化についても書いています。

渋谷健のファシリテーション

創生塾の中で渋谷さんの講座は、ファシリテーション基礎。ファシリテーション上級(ブートキャンプ)とリーダーシップなどが主に開催されています。飯塚市で創生塾が行われた際の動画がとても雰囲気を表していると思いますのでご紹介します。こちら↓↓(4分程度)です。この講座に参加して感動して「自分もこれができるようになりたい!」ってちょっと思ってしまったのが、今の自分を作る一部分になっています。

渋谷さんのファシリテーションを一言で言うなら「全員が奥底からの本音で話すような場づくり」だと思っています。議事進行役なんかではなく、参加者が「あきらめ」や「決めつけ」から脱し、「怖さ」を乗り越えていく「場」を作るのが渋谷式(のはず)。より複雑さを増す世界の中で、答えが出ないこともたくさんある。しかし、奥底の言葉が飛び交う中に、新しい価値が見つけることができる。それをイノベーションと呼ぶのではないかと思っています。

それは秘密基地周辺で行われてきたことそのものでもあります。全員が本音で話すベースができているからこそ、いろいろなことが始まりました。初めは「無理じゃない?」「できないかもね」「何のためにやるの?」って言っていた場が、いきなり「おお!」「これならやれそう!」「面白い!!」になってきた、なり続けてきた感触を持っています。

※「ファシリテーションとはどんなものか、もっと知りたい!」という方は以下のイベント(Facebookのイベントページへリンクしています)をチェックしてください。

5/30開催決定!! 困難を突破する!ファシリテーション入門

ファシリテーションブートキャンプ

もともとファシリテーターを養成するための講座だったように記憶していますが、今やファシリテーターとして立った時に「生き残る」ための講座ということで「ブートキャンプ」という名前が付けられた上級講座です。もしかしたら「ファシリテーターとして場に立ち続けるだけでも十分だよ」っていう、渋谷さんからのメッセージかもしれませんね。奥底に触れようとしたときに人は全力で抵抗しようとするので、その抵抗を一身に浴びながらも本音を掘り出していくのが本当のファシリテーターですから。

ブートキャンプの名に恥じない厳しい講座です。膨大な情報量と、自らの前提を揺るがされるコンテンツの数々。そして問われる自分自身の在り方。自分に嘘をついていないか。自分に言い訳していないか。ファシリテーターが自らの本音に気づいていないのに、参加者の本音を掘り出すことができるわけがないんですよね。

厳しい内容なんですが、参加した皆さんが最後にはとても幸せそうな表情になるのが印象的です。よくわからないけど、何かを乗り越えて、素の自分に久し振りに出会えた。そんな気持ちになる講座なんて、他にはなかなかありません。良質な映画、それも自分が主人公の。そんな物語に必ず出会えます。

講座はこちらからご確認ください。北九州では、次回、6月16日・17日に開催です。

イノベーションのための、ファシリテーションブートキャンプ〜特別短期集中〜

僕らが初回に受講した時の仲間は、今でも仲間のような気がしています。一緒に部屋を借りたり、飲みに行って愚痴を言い合ったりと、気の置けない仲間がそこでできたことは、僕にとってかけがえのない喜びです。一度、自分の深いところをさらけ出したことがあるということ、それは仲間になるときに一番大切なことなのかもしれません。本当にオススメの講座です。

いつかのファシリテーションブートキャンプ

門前の小僧習わぬ経を読む。

そんなわけで、今の創生塾やまちはチームだのベースとなる戦略を組んだのは渋谷さんと言っても過言ではないでしょう。3年前に「この人何言ってんの?」って思ったことが、実現されてきていることは圧倒的事実です。初めは何も理解できなかった僕も、渋谷さんの近くで話を聴き続けるだけで、なんとなくわかってきたような気がするくらいです。本当の意味では理解できているかはわからないですが、今やっていることが何らかの道に繋がっているような感覚を持つことができたのは渋谷先生のおかげです。

個人的には、渋谷先生は面白そうな世界を切り開いて行っている人なので、それを見ていきたい、という気持ちが強いです。今後さらに色々な事業に取り組む渋谷先生の講座。ぜひご参加くださいね。

渋谷さんのブログはこちら

事業脚本家という生き方。フィールド・フロー代表取締役 渋谷 健のブログ

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