創生塾は創業機運醸成事業としてアントレプレナーシップコースを開催しています。
創生塾アントレプレナーシップコースでは、新たな仕事を創出するために必要な「考え方」や「あり方」を伝える講座に加え、「クリエイティブシンキング」などの講座を行い、自由な発想で自ら課題を発見し解決する力をつけるサポートを行います。創生塾ではこれをアントレプレナーシップと位置づけ、以上のカリキュラムを、北九州市内の公立学校(大学・高校などを予定)と連携し開催いたします。
2019年度に関しては、福岡県立小倉商業高等学校、国立北九州高等専門学校、明治学園高等学校にてアントレプレナーシップコースを開催しました。
講座の内容を、一部動画でご覧いただくことができます。
さらに、「創生塾アントレプレナーシップコース」のための動画を撮影し、HP内のeラーニングやYouTubeなどを使用し、セミナーに参加できない者に対しても、映像や動画によってセミナー受講ができる環境を整えることで広く訴求し、創業に関する普及啓発を行います。
各関係者の皆様による見学等を歓迎いたします。ご希望の方は事務局までご連絡ください。
これまでの創生塾の取り組み
(一社)まちはチームだは年間50回を超えるセミナー「創生塾」を実施しており、過去50名を超える創業者を育成しています。
方針として「知見と体験のシェアリング」を目的として運営しており、誰もが講師になり誰もが生徒になるという関係性が、コミュニティそのものを形作り、創業しやすい環境の醸成に寄与しています。
国の「働き方改革」で示された新しい社会のあり方では、兼業・副業可能な社会が想定されています。多様な働き方が求められる社会において、今後、これまで対象であった創業予定者のみならず、創業に関心のある者までを対象にした創業に関心のある者を取り組んでいく工夫が必須といえます。
創業無関心者向けの施策が少ないとされる中で、創生塾では創業予定者または創業間もない人だけでなく「創業に関心がある人」への支援を重視した取り組みを行ってきました。
また受講生には「現在は創業に関心はないが、新しい生き方を目指したい」という人も多く、創生塾を始めて4年の間受講を続け創業に踏み出した人もおり。従来より、創業機運醸成に主眼を置いてきたと言えます。
これからも、新しい生き方に一歩を踏み出したい方は、創生塾にお越しください。

小倉商業高校との取り組み2018年度版
2018年度、創生塾の創業機運醸成事業として、小倉商業高校と一般社団法人まちはチームだ、とが共同でアントレプレナーシップコース講義を実施しました。
2019年度版はこちらから
■目的
・創業のベースとなる、「個の力」「コミュニティ」「地域貢献」について学ぶ。
・地域貢献人材の育成する。創業のみを目的とするのではなく、就職した際にも地域に貢献できる人材であるように、会話を重ねる。
・創業というセーフティネットの存在を知る。
講座日程・概要
全日程小倉商業高校にて開催。
第1回 10月11日
・変わりゆく世界の中で、生きていく。(総合司会・講師:バーティ)
・【講演】事例紹介「北九州発で詩×絵×書のアーティスト“詩太”による“生と貢献”について」(講師:詩太)
・目の前の人を大切にする方法、聴くチカラ。「やりたいことについて」(講師:中川康文)
※相互シェアの時間を多く確保し、参加者は理解を深めながら自分ごととして捉えるように導く。
第2回 10月18日
・【講演】北九州が誇るローカルインスタグラマーの栗山喬による新時代を生き抜くSNS戦略
・個の強み(目指す方向性)を磨く。高校で習うマーケティングがどのように自分に役に立つのかについても考える。(講師:栗山喬)
・やりたいことを繋ぐ。グループワーク。4年1組。事業をやってみよう。【高校生による北九州マーケティング】
第3回 11月1日
・【講演】花屋の地域貢献物語(講師:山崎衣寿美)
・小さな花屋でも、やりたいことは叶えることができる。花屋の仕事を細分化。個性×花屋→花屋にイノベーションを。中間発表。メンター3~5名。
・グループワーク やりたいことを事業にする
第4回 12月4日
・グループワーク「自分のしごとをしてみよう」
・自分はこの仕事をやっていく宣言。(チームごとのプレゼン)
・花屋、インスタグラマー、アーティスト、バンドマン、デザイナー、カウンセラー、ジェネラリスト、がチームに応じてサポート。
・共通価値の創造。就職先を選ぶ。
第5回 12月11日
・全体の総括
・創業への意識は高まったか。
・地域に貢献する人材として、就職した際にも企業を支える人材となれるか。
市内大学との取り組み
関連する講座として、創生塾塾長の岡秀樹による北九州市立大学国際環境工学部を対象としたビジネススタートアップ研究の講座が行われています。(授業科目名「技術経営論」)
また、創生塾事務局の中川康文も、西南女学院大学の「地域プロジェクト」で講師をさせていただくなど、創生塾によって始まった創業機運醸成の波は大きく広がっています。